八海醸造 品質責任と供給責任、八海山が目指す酒造り

八海醸造 八海山

八海醸造 八海山  選び抜かれた原料と雷電様の水、最新の設備と蔵人の技

日本酒業界では有名な「八海山」、場所は新潟県南魚沼市六日町。弊店「たいせいや」から車で15分位走った霊峰八海山の麓、まさに地酒である。

清酒八海山を製造している蔵は2か所あり、本社浩和蔵では吟醸酒以上の高級酒、魚沼の里内にある第二浩和蔵では清酒と本醸造を製造。(以下画像は第二浩和蔵)

約30年前、いわゆる地酒ブームだった時、まさに八海山は「幻」だった。

弊店に入荷する量は当然制限されており、当時は酒蔵も小さく十分な供給量には程遠い生産量でした。人気銘柄ゆえに転売業者の暗躍、高値取引等、誰もが望まない状況になり、当然飲食店でも法外な価格の八海山がメニューに並んでいました。

「日本全国、誰もが適正な価格で八海山を飲んでいただきたい」との思いから、第二浩和蔵が完成いたしました。

八海山 第二浩和蔵

八海山スキー場の近くにある第二浩和蔵。建物を見た当時の第一印象は、これは酒蔵では無く、工場だなと。ロボットが酒を造っているのか?もう蔵人はいないのか?興味深々でした。

八海山 第二浩和蔵

一般的に高品質な日本酒の量産化は極めて困難です。日本酒の製造工程は複雑で高度な熟練の技が必要とされる上、昔ながらのつくり方をすると、大量の酒はつくれず、価格も高価になります。

しかし八海山は「メーカーには品質責任だけでなく、供給責任もある」との考えから、質を伴ないつつ生産量を追求していきます。

八海山 第二浩和蔵

人と全く同じ事ができ、量を造るためには機械を活用することも必要。上の画像ははコンピュータによる自動制御の洗米機。手作業よりムラが無く、正確に洗米をします。感に頼ることがありません。

八海山 第二浩和蔵

しかし、現代に至っても機械には任せられない、人にしか出来ないこともあります。たとえば「櫂入れ」。
機械でかくはんすることはできても、もろみと対話するように調整し管理することは、人の手でしかできません。

八海山 第二浩和蔵

そして、麹づくり。八海山のすべての酒で用いられる麹は、人の手でしか造り出すことができないのです!

八海山 第二浩和蔵

八海醸造では年間約3万石(一升瓶換算で約3百万本)ものお酒を造っており、日本全国へ安定的に供給していますが、機械には任せられない、譲れないところは、手作業にこだわっています。それが食事の邪魔をしない、飲み飽きしない高品質の酒につながっています。

八海山 雷電様の水

仕込み水は八海山の伏流水「雷電様の水」。 選び抜かれた酒米と人の手で丁寧につくられた麹、長年の修練で身につけた技術を駆使し、できうる限りの人を尽くした酒づくり。 それが八海山の酒造りです。

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「新潟の地酒 たいせいや」では八海山製品は毎日入荷しますので、新鮮な商品をお届けするため、在庫は最小限に抑えております。(店頭販売していない商品も掲載をしております。) 全ての八海山製品は新潟県南魚沼市六日町より発送をいたします。

品質上のトラブルやお問い合わせにも即対応。 蔵元とは地元ならではの昔からの信頼関係によって商売をしております。